楽しい時間は過ぎるのが早い!体感する時間の不思議が面白いのでまとめました。
楽しかったり集中していたりすると、時間が過ぎるのが早く感じられたことはありませんか?
先日、そういった時間の感覚の不思議について仮説を書きました。
調べたところ、科学的に証明されていました!さらに副産物として様々な知識が得られました。
この記事では、調べて分かったことを僕なりに分かりやすくまとめています(専門的なことも多かったのでw)
なかなか面白く、知っておいたら為になると思うので時間があればお付き合いください
- 楽しいと時間は早く感じ、逆だと遅く感じる理由とは
- 年齢によって時間の経つ早さが違う!?
- 代謝の良し悪しでも影響がある
- 同じことの繰り返しで体感時間が長くなる
- 脳が学習しているかで体感時間が違う
- ストレスにより時間が長く感じる!?
- 参考文献
- たかな的まとめ
楽しいと時間は早く感じ、逆だと遅く感じる理由とは
時間はいつも一定なのに、感じ方で差が出るのは不思議です。その中でも最もポピュラーな疑問は恐らくこれですよね。
あたりまえのように思われていますが、ちゃんと理由があったのです。
1、時間の経過に注意が向けられているか
ひとつの要因として、時間経過に意識が向いているかが関係しているようです。楽しいことに集中していると文字通り時間を忘れてしまい、気がついたときには「もうこんな時間!?」となるそうです。
逆に退屈なときは時間に対する意識が向けられる頻度が高いので「まだこんな時間?」となります。
楽しいことをしつつ時間に意識を向ける頻度を増やしたら、体感時間は長くなるかもしれません。しかし、その度に時間に意識を持っていかれ、本来の楽しいことに集中しづらくなってしまいますw
ひとつの目安として覚えておくと有意義な時間を過ごせそうです。
2、心拍数が関係している
楽しいことをしている時や興奮している時は、通常より心拍数が上がっています。心拍数が高まると人間は基本的な動作が速くなります。なので時間が早く感じるわけです。
逆に退屈や暇なときは、心拍数が落ち着いているため「まだこんな時間かー」となるようです。
楽しいことをして充実していると時間を早く感じ、暇なときほど時間を長く感じる...。これは極端な話でしたが、僕はぼーっとしてる時間も好きですね
年齢によって時間の経つ早さが違う!?
子供と大人は時間の感じ方が違うみたいです。子供のころに比べて、大人なった今では1年過ぎるのが早く感じます。よく大人は「もう1年経ったの!?」「20歳からはあっという間だよ...」なんてことを言いますよねw
この現象を「ジャネーの法則」というらしいです。
これによると、若い人ほど時間を長く感じ、年齢につれて時間を短く感じるそうです。具体的な数字を出すと、0歳から20歳まで、と20歳から80歳までの体感する時間は同じらしいです...恐怖w
実際の年月は20歳からのほうが圧倒的に長いですが、「気がついたら○○歳」みたいな話はありえそうですね~。
毎日を踏みしめて生きたいものです。
代謝の良し悪しでも影響がある
風邪で寝込んでいるときって時間が経つのが遅いと感じたことはありませんか?
これには代謝が関係しているのです。風邪をひいている時は、体が頑張って代謝を上げている状態です。代謝が良いと時間が経つのが遅く感じてるのです。
それに比べて通常時は、時間が経つのが早く感じます。が、これがデフォルトの状態でしょうね。
そして、徹夜明け、偏った食事などの不摂生な状態だと、時間が経つのが早く感じてしまうようです。
ある学者が実験したのですが、風邪で寝込んでいる妻に1分を計らせたところ、実際には約37秒しか経っていなかったのです。単なる一例ですが、代謝によって時間の感じ方に差がでることが分かります。
自分の経験を振り返ってみると納得できる人が多いのではないでしょうか?結局、規則正しく生活するのが一番ってことでまとめさせてくださいw
同じことの繰り返しで体感時間が長くなる
アナログ時計を見ていると、秒針が動くのがなんだか遅く感じたことありませんか?
しかし時間は一定なのになんで?なぜかというと、1秒で1針進むのを「知っている」からです。意識していなくても僕らが勝手に予測しているらしいのです。だから相対的に時間が長く感じるのです。
ちょっと脳のお話です。新しい情報を受けると、脳は処理するのに時間がかかるそうです。
同じことを繰り返していると、脳が覚えていき、活性化されなくなります。自分では同じことを同じ時間やっているつもりでも、脳が覚えているので終わったときに、「まだこんな時間?全然経ってない!」のようになるそうです。
これについても実験が行われていたようです。内容は難しいので割愛しますが、結果として証明されています。
脳が覚えていてというのは、面倒な作業などにとっては良い機能ですが、そうではない楽しいことの場合には充実感に欠けますよね。
マンネリ化ということでしょうが、工夫をしてみたり、新しいことに取り組んだりして充実感を手に入れたいものですね!例えば、いつもと違う道で通勤、通学してみるとか??
脳が学習しているかで体感時間が違う
これは「年齢によって差がでる」や「同じことの繰り返しで差がでる」のと被っているかもしれません。
新しい知識や新しい体験などがあると、その度に脳が処理するそうです。それにより時間が長く感じられるそうです。
なので若い人や、新しいことを覚えるときは体感時間が長くなるのです。年をとっても新しいことにチャレンジすることは大事なのです!!
ストレスにより時間が長く感じる!?
例えば先生や上司から怒られているとき、時間が地獄のように長く感じられたことはありませんか?これにも理由があるようです
ストレスを感じると、脳がドーパミンが放出され、錯覚によって時間が長く感じられるらしいのです。
やはり説教中は「早く帰ってアニメ見たいなー」なんて関係ないことを考えながら、生返事で済ませるのに限りますね(ニッコリ
参考文献
この記事を作成する上でいくつかのサイトを参考にしています。
たかな的まとめ
僕たち人間に与えられている時間は平等で、一定です。
しかし感じ方には色んな要因があることが分かりました!
- 時間経過に意識が向いているほど時間を長く感じる
- 心拍数が低いと時間を長く感じる
- 年齢が若い人ほど時間を長く感じる
- 代謝が良いときほど時間を長く感じる
- 同じことの繰り返しで脳が記憶し、時間を長く感じる
- 新しいこと、新しい情報があることで時間を長く感じる
- ストレスを受けると時間を長く感じる
もし極端に時間を長く感じたいのなら、
風邪を引いた状態で、何らかの運動で心拍数を上げつつ、常に時間を意識し、すごいストレスを与えられながら、新しいことにチャレンジする。
これもう変態ですねw
長くなりましたが以上です!ただただ有意義に一日を過ごせればなーと思います。